エイプの電装品は半端整流というAC12Vで動く物しか基本的には使えません。
バルブ関係もただのLEDに交換しただけでは正常に動作しないか、もしくは壊れてしまう可能性もあります。
タコメーターも同じでDC12V用の汎用品を購入したのでおそらくそのままでは動作しません。
いろいろ調べたところエイプのシートの下にはレギュレートレクチファイアという部品があり、その配線を少しいじってあげると偽物と言ったらいいのか、仮のと言ったらいいのかDC12Vが取り出せるみたいです。
エンジンがかかるとエンジンのとこにあるジェネレーター(コイル)で発電されそこから電源が送られてきて、それがレギュレートレクチファイアでレギュレート(整流?)されて安定した電源が供給されています。
ただ!そのジェネレーターから来てるのがAC12V(半端整流)なんですねー。
ジェネレーターの配線をいじれば、ジェネレーターから発電されたDC12Vも取り出せるみたいですが、ジェネレーターにアクセスするには専用工具が必要になります・・・。
とりあえず今はタコメーターしか使う予定はないのでレギュレートレクチファイアの配線を加工し、コンデンサを使って電圧を平滑しタコメーターの電源を取り出したいと思います。
こちらが完成写真になってしまうんですが、レギュレートレクチファイアのコネクタに刺さっていたピンをいったん抜いて、エーモンの4P?6Pプラグだったかな?を間に噛ませて、レギュレートレクチファイアから出たDC12Vのラインに電解コンデンサ25Vの4800μFを取付箱にしまい、両面テープでくっつけました。
これで一応安定したDC12Vが取り出せました。
ちゃんとメーターも作動しますし、針もバックランプも光っています。言い忘れましたがタコメーターのパルス線はイグニッションコイルのプラス側の平型端子を分岐にして取りました。
これでエンジンの回転数がわかるようになったのでボアアップ後のキャブ調整の目安になると思います。